遅くなりましたが、イベントの実施報告になります。

6月27日にシャドーアートイベントを実施しました！

シャドーアート(シャドーボックス)とは、印刷された同じイラストを何枚も切って、パーツごとに重ねることで、イラストに立体感を生み出す手法です。普段の活動の中で、スタッフがシャドーアートを利用者と作成し、作ってみたいと興味を持った利用者が集まり、イベントの実施に至りました。

今回は利用者同士で協力しながら作成するという目的のもと、作品を１つ決め、皆で協力しながら作品を完成させました！

まずはシャドーアートについての説明を行い、利用者同士が話し合って作りたい作品を決めました。

パーツの切り出しはそれぞれがカッターやハサミを使用し、数が足りない道具は、「貸して」と声を掛けながら借りて作業していました。

イベント開始直後は緊張した様子が見られましたが、シャドーアートアートの作成に移ってからは徐々に緊張が解け、利用者同士での「○○さん作業早いね」「切るの上手！」などの会話が生まれていました。

シャドーアート本体が完成した後、時間が余ったのでシャドーアートを飾るためのフレーム作成を行いました。

シャドーアート本体作成で道具を使うことに慣れたのか、短時間でパーツを切り出していました。

参加した利用者からは「風船から伸びている紐や、ヒヨコのくちばしなどの細かいパーツの切り取りが難しかった」「草のギザギザ感を出せたのが良かった！」と感想が語られました。

今回は利用者個人の興味関心に焦点を当て、今後のイベント参加へのきっかけになればと思い、実施しました！利用者からは「また参加したい」といった次回以降のイベントへ前向きな発言が見られたので、ケアハウスでは今後も利用者の興味関心を聞き取り、イベントを実施していきたいと思います！

byケアハウススタッフ