たがじょう子どもの心のケアハウスは、多賀城市の委託によりNPO法人アスイクが運営しています。

たがじょう子どもの心のケアハウス

仙台駅周辺を散策してきました!!

2024.06.20

仙台駅周辺を散策してきました!!

みなさんこんにちは!
今回は5/21に実施した「仙台散策イベント」についてご報告します。

昨年度からケアハウスでは「仙台に行きたい」「アニメイトに行きたい」という希望がたくさん出ていましたが、なかなかきっかけがなく、その希望を実現できませんでした。
新年度になり、改めて子どもたちに「イベントって楽しい」→「今年度もイベントに参加したい!」と感じて欲しいと思い、仙台駅周辺を目的地にしたイベントを実施することにしました!

 

事前に子どもミーティングを実施して行き先を決め、当日は2グループに分かれて散策を行いました。
そのうちの1グループの男子が感想を話してくれたので、こちらでご紹介したいと思います!

   

【感想】
行き先はポケセン(ポケモンセンター)、ジャンプショップ、アニメイト。
ポケセンは前から行きたかったから行けて嬉しかった。

ポケセンでは、ポケカ(ポケモンカード)、人形、ポケカのフィルムスリーブ、デッキケースを買った。
他のお店でも買えないわけではないけど、ポケセンは品ぞろえが良くて、最強!

あとは友達が行きたいと言っていたジャンプショップとアニメイトに行った。
ジャンプショップにはドラゴンボールの絵が描いてあった。
かっこよかった。


行きたいとこに行けて最高だった。
また機会があれば行きたいです!
by 中2男子

彼はイベント当日の帰り際、「普段はイベントのアンケートにあまりコメントしないけど、今回はたくさんコメントを書くよ!」と満面の笑顔で話しており、イベントを楽しめた様子が伝わってきました。

また、他グループの子どもたちも今回のイベントを楽しみにしていたようで、個人的にイベントのしおりを制作し、メンバーに配布する姿が見られました。
やはり興味がある、「楽しい」と感じられることがあると、子どもたちは「何かやってみよう!」という気持ちになれるようですね。
素敵なしおりを制作してくれて感謝です!

近年では「子どもの権利」について取り沙汰されることが増えていますが、その内容の一つに「子どもの意見の尊重」があります。

子どもたちが自分に関わることに対して意見を発信し、それが実際の意思決定に影響を与えることで、子どもたちがより意味のある参加ができるようになると考えられています。
たがじょう子どもの心のケアハウスでも子どもたちとの対話を通して子どもたちの意見・希望を聞き取り、できる範囲で形にすることで、子どもたちにより意味のある「参加の場」を提供していきたいと思います。

 

by スタッフ